どうも、アドマケです。
内定を獲得して、これから遊びまくるぞという人も居るかと思いますが、そんな人に是非オススメをしたい「入社前に読んでおくべき本」をご紹介します。
これは、私が「組織で働く上で」この本に出会えてよかったという本をご紹介していきます。独立起業などの観点とは違うのでご注意下さい。
また、紹介する本の中には「これ内定者に読ませる本じゃないだろ」というツッコミがきそうな高度なまで紹介していますが、私は「書いてあることが難しい」と実感するのも一つの勉強だと思っています。
内定者が読むべき本(心構え編)
それでは、最初にライトな3つの本からご紹介します。
これは、心構え的な話から仕事に向き合う姿勢、そして社会人としてのマナーの話まで、内容は比較的軽く(身につけるのは難しいですが)読めるものになっています。
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入社1年目の教科書
これはライフネット生命の岩瀬社長が書かれた本で、もう鉄板。
人事からこの本を配られる会社もあるくらいです。
書いてあることは、メールは早く返せ、クオリティは5割でも早く出すことが大事など仕事の進め方のうえで大切な事から、根回しは大事、英語を読めるようになれなどビジネスマンとして組織を、そして人材市場を生き抜く上で大切なことまで幅広く書いてあります。
後述する田端さんの本と内容が被ることがありますが、2冊とも読んで判断するのが私はオススメです。
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これからの会社員の教科書 社内外のあらゆる人から今すぐ評価されるプロの仕事マインド71
この本を書いているのはプロサラリーマンでも有名な田端信太郎さんです。
昔からサラリーマンが身に付けろと言われてきた処世術が全て書かれています。
なぜ、この本が大切なのか。それは言うとパワハラで訴えられる可能性があるから最近の先輩や上司はこういう事を言えなくなってきているんですが、みんなこの本の内容を教え込まれてきたから「出来れば評価される」というものになっています。
今どきそんな考え古い!出世なんて目指さなくて良い!という人は読まなくても良いですが、数年経って気づくわけです。処世術の大切さに。
1人で独立経営していけるなら良いですが、会社員として働く以上は組織のなかで立ち回らねばなりません。振り返った時に、これがしっかり出来ている同期が「望む仕事」をして「評価され出世」しているものです。
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入社1年目ビジネスマナーの教科書
この本は「研修でビジネスマナーをやらない」という会社から「入社時から既にマナーをしっかりしておきたい」という上昇志向のある人にオススメする本です。
名刺の渡し方、エレベーターの乗り方、タクシーや宴席の席次など知らないと恥をかくマナーの数々が記載されています。
最近はこういった事を「何で出来ないといけないんですか?」という新入社員が多くいます。「そういうの古いんですよ」と。
けど、ビジネスシーンでは過度なものは除いてビジネスマナーは「マナー」なんです。何を勘違いしたのか「日本的」などと言う人もいますが、これは比較的フランクな欧米でも一緒でビジネスでも「マナー」は守られるべきものです。
これが出来ていないと、口開けて物食べたり、食事中に汚い話をするような人間と一緒。ビジネス以前に「マナーがなってない」とされて相手にされなくなりますので気をつけましょう。
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内定者が読むべき本(思考編)
続いては非常に悩ましいところなのですが、今の資本主義(会社)が置かれている状況と個々人の役割や考え方、そしてマナーという面で3冊選びました。
移り変わりが早く予測ができなくなってきている昨今の世界経済。
しっかりと地に足を付けて問題を解決出来るビジネスパーソンになりたい人にオススメの書籍です。
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イシューからはじめよ――知的生産の「シンプルな本質」
この本は、コンサルやマーケッターのような、問題解決を仕事とする人のために書かれた本になります。
しかし、問題解決能力というのはこれからどの業種・職種でも重要になってくる全てのビジネスマンの共通課題です。
普段本を読まなかったりすると、かなり難しい本ではあると思いますが読んで問題の本質を見極めそこに的確にアプローチを出来る能力を持って入社したとしたらそれは「こいつ生意気だな」と思われるくらい素敵なことです。
もう一度いいます、周りのレベルが追いついていない時に「それは本質的な議論じゃないですね」みたいに高いレベルで解決策を提示すると「こいつ生意気だな」と思われるので注意しましょう。
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僕は君たちに武器を配りたい
この本では、日本という国が「どういう変遷で今の市場を構築したか」「今の日本の”資本主義”はどうなっているのか」「私達はその中でどう生きるのか」を書いている本になります。
護送船団方式で成長してきた日本経済が今、どういう状況に置かれているのか。これから私達はどうすれば良いのか。
きっと、あなたの入る会社では大半の人がこんな事考えていません。
だからこそ「武器を配りたい」というタイトルにしっくりきます。
会社を背負って立つ、日本のビジネスシーンで活躍するんだという気概の人は是非読んでみて下さい。
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世界一美しいふるまいとマナー
心構え編でビジネスマーナーの本をご紹介しましたが、1流の大人は一流のマナーをあらゆるシーン求められます。
社会に出ると冠婚葬祭やフォーマルな場、大切な人との高給レストランでの食事など、今までに無かった場所での経験をすることになります。
その時に、誤ったマナーだと恥ずかしいですよね。
安心してついていきたくなる大人の男、そしてつい見入ってしまう大人の女になるには「マナー」が大切。
この本は世界のマナーも学べるので、これからのグローバル社会を生きるビジネスパーソンには是非読んでいただきたい1冊になります。
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コロナウイルスの影響で、卒業旅行が中止になってしまった人なども多いのではないでしょうか。
しかし、世間は働き方改革の波を受けて恐ろしいほどに休みやすくなっています。
今は勉強に回して、新入社員でお給料も入った状態で、長期休暇で海外旅行なども良いのではないでしょうか。
本はその道の第一人者が知識を込めて文章を書き、プロの編集者がわかりやすく間違いの無いようにして世の中に出している知識の凝縮された一品です。ガンガン読んでいきましょう。
紙の本の他にも、オススメなのが本を耳で聞ける「Amazonオーディブル」での学習や、本の読み放題サービスの「Kindle Unlimited
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本は1冊数千円するものもありますよね。私は学生の頃はバイト代がほとんど本で消えていきました。名著や古典は大学図書館にもあったのですが、新しい本はなかなか出回らずに買ってました。
今は、定額サービスなどがあり上手く使うと数万、数十万の節約にもなるので、うまく使って学習コストの圧縮をしていきましょう。
別の記事では、それらの活用方法や他のオススメ本を紹介しているので気になった方は是非見ていって下さい。
それではまた。
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