大企業を志望する就活生に知っておいて欲しい事

こんにちは、アドマケ(@adomake)です。

大企業に就職したい人を対象に「本当に大企業でないとダメなのか」という話をしたいと思います。

私は新卒で1万人以上の社員がいて数兆円の売上を誇るいわゆる大企業で働いていました。

社員全員の顔どころか同期の名前と顔も半分も言えないような環境でした。

なぜ大企業に就職したのか

まず何故大企業に就職をしたのかというお話をさせていただきたいと思います。

私はもともとベンチャー気質で、ベンチャーでインターンをするような学生でした。とても大企業には似つかわしくない学生でした。

なので、就職をした当時は色々な人に驚かれました。

そんな私が何故私が大企業に就職をしたのか その理由は以下のようなものでした。

  • 周りからすごいと言われたかった
  • 大きい組織で上り詰めて経済に影響力を持つ選択肢を残したかった
  • 親らの勧めと自分がビビってしまった

それでは1つ1つ解説をしていきますね。

周りからすごいと言われたかった

当時は、多分他人からの評価が自分の中でとても大きく他人からよく思われたい、すごいと思われたいとずっと思っていました。

まだ今のように売手市場ではなく大企業に就職をすることはとても難しく名のある大学の学生も多くは希望する会社に入れないような時代でした。

大企業に入れるだけでモテはやらされるような環境でした。

大きい組織で上り詰めて経済に影響力を持つ選択肢を残したかった

詳細はこの記事では省きますが、日本国内で業界のルールを変えられるのは上位2社(実態はほとんどトップ企業)と言われています。

車ならトヨタ、航空ならJAL・ANA、不動産なら三井・三菱ですね。

既存の業界のビジネスを動かすにはその業界のリーディングカンパニーに入る必要があると感じていました。

自身の気質としては大企業の中で上り詰める事は難しいと感じていながらも既存業界の中で大きな力を持ってビジネスをするという”漠然とした憧れ”もありました。

親からの勧めと自分がビビってしまった

ベンチャーから大企業まで10社ほどの内定を獲得して悩んでいる時に親からこんなアドバイスを貰いました。

「大企業は国が潰せないし、入ってそこそこ成果を残していれば子会社に行ったとしても社長か役員、迎えの車もあるし良いぞ」と。

また、当時は景気が悪くベンチャーは次々に廃業していました。今のような融資の金余りなんて微塵も感じない地獄のような環境でした。

よほどずさんな経営や構造不況が起こっているなら別ですが資本1千万のベンチャーと総資産数千億の大企業を比較すると営業停止した場合はベンチャーは翌年にでも潰れますが、よほどの負債を抱える前なら大企業は営業停止しても不動産や保有証券などを売りながら何年か生き延びることが出来ます。

またこれは別の機会にお話できればと思いますが、国は大企業が潰れないように法律・税制・国策発注などで支えています。(一方大企業は献金や票の取りまとめなどをしています)

東芝やシャープ、名だたる大企業が傾いたので大企業神話が崩れている昨今ですが私はまだ「大企業はつぶれにくい」と感じています。

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大企業に就職をしてどう感じたのか

結論を先に書きますが、私は合いませんでした。
就活生には下記の理由を読んで、よく考えてから会社を選んで欲しいと思います。

1、働かないおじさんの多さに驚いた

これはどの大企業も共通と思っているのですが、1万人以上いる会社では多くの働かないおじさんが働いています。

日本企業は労働法がとても強く、どれだけ会社が使えない人間だと感じていても”使えない”という理由だけでは解雇が出来ないんです。

たとえ無断欠勤が続いていたとしても、それに対して何回か警告(職務規定上は訓戒等)を行って改善が見られない場合などにやっと「懲戒解雇」が出来るんです。

だから、1回注意した後に少しでもその人に改善の余地が見られたら懲戒解雇までは実施する事が出来ません。

お昼に2時間くらいいなくなって、席でヤフーニュースを見て定時に帰る。そして仕事を降ると「忙しくて出来ない」と断るおじさんがゴロゴロ社内に存在していました。

これは出世競争に破れ、ある意味サラリーマンとしての”正解”の働き方を選んだ方々なのですが長くなるのでこのへんで。

とにかく、私はこの働かないおじさんたちを食べさせるために毎日家にも帰れずに深夜残業を続ける事が耐えられませんでした。

2、やっぱり出世競争に入るのは無理だった

能力で言うとそんなに劣って居なかったと思います。

1年目から3,4年目の人たちと同じような働き方が出来ていました。これもベンチャーでしごいてくれた方々のおかげだと思います。

ただ、上司に気に入られる為に土日のゴルフ、ラインに乗っている上司を見極めて飲み会に誘う、出世が早くなるようにラインに乗っている上司の下で働けるようにする。

などの行為が私には出来ませんでした。やらないと出世が出来ないのかというと決してそんな事はないとは思うのですが、出世も運要素が強いので確率を少しでも上げるためにはそういう戦略的な行為が必要だと私は思っています。

3、努力が全く実らない

これは一部業界には当てはまらないのですが、多くの大企業の給与形態というのは年齢によってある程度のところまで上がるようになっています。

なので、必死こいて努力して出世を勝ち抜いて役職がついた人も、ダラダラやって平社員続けた人も税引き後の年収でいうと100〜200万しか変わらない企業もいます。(税金を差し引くと手取り差はもっと少なくなります)

さらに若手の段階でいうと「お前は頑張ったから良い評価だ」とか言われて、血反吐吐きながら過重労働したのに、そこそこの時間に返って趣味にいそしむ女性社員との給与差が4,5万だったりします。

この時に「ああ、サラリーマンは頑張ってもその分お金を貰えるわけではないのか」と感じました。

4、ビジネスモデルが秀逸な会社ほど能力が身につかない

これが私の中で一番大きな要因だったのですが、大企業というのは「戦略を建てる人」「売り物を作る人」「売る人を管理する人」「売る人」と組織でしっかりと役割が分担されています。

なので末端の社員というのは、与えられた武器を持って与えられた戦略をベースにただ我武者羅に働くのが一番良い成果を上げる方法なんです。

しかし、私はもともとベンチャー気質だった事もあり「自分でビジネスを作りたい」「戦略を自分で決めたい」と思うようになり上司にその思いをぶつけました。

しかし、答えはNOでした。もちろん大企業は分業制をしているからこそ多くの成果をあげられるので1人がそんな全てを抱え込むのは非効率だからというのもあるのですが「年次が若すぎる」という理由もありました。

あと5年、10年したらという話をされることも多く、早く打席に立って自分の力を試したい私からすると下働きをあと5年10年するのは耐えられなくなり辞める決断をしました。


大企業に入る事が悪い事だと言うつもりはありません。

ただ、人生100年時代です。どんな大企業も50年先どうなるかはわかりません。

メガバンク、大手電機メーカー、保険業界などテクノロジーの進化の波に取り残された大企業はかなり苦しい思いをしています。

私は、今の時代は会社に雇われる給料とは別に、自分でビジネスを考え稼ぐ力が必要だと感じています。

そうなった時に、大企業で1つの役割をずっとこなしていくのはゆくゆくは不利だと感じます。

もし、私がもう一度就職活動をするなら、なるべくビジネスモデル全体を理解しやすいサービスが細切れになっている会社に入って全体像を知るという事が出来る環境で働くと思います。

就活生のなにかの参考になればと思います。

ではまた、アドマケ(@adomake)でした。

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